| 私の街のおすすめ食材 |
![]() 2025.11 |
食 材 名:ふうかし(あさり汁) 地 域:千葉県船橋市 分 類:化痰類 性味/帰経:寒、甘、鹹/肝、腎、脾、胃 働 き:清熱化痰 潤燥止渇 紹 介 者:日高和子 「ふうかし」は千葉県船橋市の伝統的な郷土料理です。船橋市は今では都市化が進んでいますが、江戸時代は宿場町として機能し、農業や漁業も活発に行われていました。特に魚介類は新鮮で、将軍家への献上品となるほどでした。なかでもあさりは豊富に水揚げされ、身が大きく味も優れていました。しかし今日のような冷蔵設備がなかったため、保存の目的で一度蒸してから運んでいたそうです。この際に生じた蒸かし汁に味噌を加え、漁師が賄い料理としていたことが「ふうかし」の由来とされています。 この料理の特徴は、殻付きのあさりをお椀一杯に盛り付ける味噌汁にありますが、近年では資源量の減少により難しくなっています。あさりには清熱化痰や潤燥止渇などの効能があり、日常の食事に取り入れたいです。ただし、加熱して使うことはもちろんですが、性味は「寒」で身体を冷やす性質がありますので、寒がりな方は生姜や葱など温性の食材との組み合わせてとるようにしましょう。 |
![]() 2020.03 |
食 材 名:落花生 地 域:千葉県 分 類:補血類 性味/帰経:甘・平/肺・脾 働 き:補血養血、補脾止血、潤肺止咳、和胃止嘔 食材紹介者:伊藤美絵 落花生はマメ亜科ラッカセイ属の一年草で 「ナンキンマメ」(南京豆)や「ピーナッツ」 と呼ばれています。夏に黄色の花を咲かせ、受粉後に花が落ちるように地中に潜り実を生むことから「落花生」と名前が付けられました。国内産の約8割は千葉県で栽培されています。9月の収穫の時期には生の落花生が市場に並びます。 掘りたての落花生を塩ゆでにして食べる「茹で落花生」はホクホクと格別の美味しさです。煎り落花生に味噌と砂糖をからめた「味噌ピーナッツ」は“みそピー”と呼ばれ小学校の給食の頃から親しまれています。他にも粉末にしたピーナッツ粉は「ピーナッツ和え」やお菓子、パンなどに使われています。殻を剥いたあとの薄皮に補血作用がありますので是非皮ごと食べてください。 |
![]() 2019.08 |
食 材 名:カーボネロ(黒キャベツ) 地 域:千葉県長生郡長柄町 分 類:補気類 性味/帰経:平、甘/胃、腎 働 き:補中益気 食材紹介者:福室愛子 カーボネロは結球しないキャベツで、黒キャベツとも言われています。カーボネロはイタリア、トスカーナ地方では古くから栽培されていて、とてもポピュラーな食材です。黒キャベツといっても濃い緑色で一枚葉です。ビタミンが豊富で繊維も風味も強いので煮込み料理に向いています。ロールキャベツ、ミネストローネ、パスタの具等。ほろ苦さのある少し春菊に近い香りもします。しっかり火を入れて美味しさを引き出してくれる野菜です。近年、千葉の農家さんでも栽培されています。 |
![]() 2019.03 |
食 材 名:海っ子ねぎ(葱白) 地 域:千葉県山武郡九十九里 分 類:辛温解表類 性味/帰経:温・辛/肺・胃 働 き:発汗解表・散寒通腸・解毒散結 食材紹介名:奥平純子 成東のまちづくり会議に参加したところ、九十九里浜の近くで作っている立派なネギを沢山お土産に頂きました。これまで食べたどのネギよりも美味しく感動したのでご紹介したいと思います。 九十九里には「海っ子ねぎ」というブランドネギがあります。2002年10月に関東地方を縦断した台風の塩害から生まれたネギです。大量の海水を含んだ潮風が台風により九十九里浜沿岸の野菜畑に吹き付け壊滅的な塩害をもたらしました。ところがネギだけは被害がなくいつもより美味しいネギになったそうです。その後ネギと海水との関係を研究し完成したのが「九十九里 海っ子ねぎ」とのことです。海水をかけたネギの方が真水で育つネギより、太く重く鉄分やカロテン量も増えるそうです。 |
![]() 2018.12 |
食 材 名:バターナッツカボチャ(かぼちゃ) 地 域:千葉県長生郡長柄町 分 類:補気類 性味/帰経:温・甘/脾・胃 働 き:補気健脾 食材紹介名:福室愛子 まるでひょうたんの様な形ですが「かぼちゃ」です。海外から入ってきた品種ではありますが西洋の南瓜の仲間では無く、日本の南瓜と同じ仲間だそうです。 特徴は名前の由来のとおり、ナッツの様な風味とねっとりとした果肉です。なんといってもポタージュスープに向いています。その他ソテーやフライにも、和食よりも洋食向きかもしれません。 |
![]() 2018.11 |
食 材 名:アローカナ(卵) 地 域:千葉県長生郡長柄町 分 類:滋陰類 性味/帰経:平・甘/肺、心、脾、肝、腎 働 き:滋陰潤燥 食材紹介名:福室愛子 昨今、よくテレビで紹介されています“幸せの青い卵”アローカナ。南アメリカチリ産の鶏が産卵する卵の事です。普通の鶏の半分程度しか産卵しないのでとても貴重な卵です。 お値段も少し割高(10個 400~500円)ですが、栄養価はレシチンが2倍(老化防止成分)、ビタミンBが20倍(疲労回復、免疫力UP)と高いです。私の住む長生郡は養鶏場が多いので“道の駅”や“卵直売所”で購入できます。味の特徴は黄身に弾力があり濃厚です。卵かけごはんがお薦めです。 |
![]() 2018.07 写真:ウイキペディアより |
食 材 名:ながらみ(巻貝) 地 域:千葉県山武市成東 分 類:清熱類 性味/帰経:寒・甘/膀胱 働 き:清熱利水、明目、止淋排濁 食材紹介者:奥平純子 私は船橋市在住ですが、くこ(46号4月)に掲載させていただいた成東(山武市)のまちづくりに関わっています。成東の人達が御馳走してくださった「ながらみ」をご紹介します。直径3㎝位の大きさの巻貝です。旬は春から夏。以前(昭和の頃)は貝を採る道具で、胸まで海水に漬かりながら砂に潜り込んでいるながらみを採ったと聞きました。最近は採れなくなり幻の貝となっているようです。地元の人たちは日本酒のおつまみにします。砂抜きし塩茹でしたものを成東駅前の成美食堂でいただきました。地元の皆さんが爪楊枝で貝の入口部分を刺し器用に身を取り出してくださいました。サザエとアワビを合わせたような味と食感で美味しくて止まらなくなりました。 |
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